鉄山
2007年3月21日(水)
参加者: ML仲間7名

ザンゲ平にて(弥山をバックに)
ルート:
10:10 12:20 12:50 13:25 15:00
大川口 → ザンゲ平(昼食) → 鉄山山頂 → 大川口
紀行文
1週間の真ん中の水曜日が休日。 10時頃に帰宅してみると、関西山系MLに「ミステリーツアー」開催の書き込みがある。 要は、行き先が決まらず、でも、とにかく何処かに行きたい人々が集うらしい。 1月に葛城山へ行ったきりで、最近は、愛犬なるとと府民の森散策が続いていた。 ずぅ〜っと、ハードスケジュールの仕事の連続で、肉体的には疲れきった状態だけど、久しぶりに参加を申し込む。 朝起きられるかちょっと心配 (-_-;)。 山行準備も全くせずに、とりあえず就寝。
なんとか5時過ぎに起床して、山行の支度を整え6時出発。 集合時間には大分、早い到着だ。集合場所の道の駅には、D師匠、タンタンさん、milionさん、HAMAさん、ヒロさん、クミさん、のメンバーが集結。 未だに行き先が決まっていないらしい。 とりあえずコンビニに移動して、 やれ 櫃ヶ岳だ、観音峰だ、倶留山だ、竜門岳だ、次々と山名候補は挙がるものの、近場の山々はほとんど行き尽くしたツワモノの集まりで、決定打が出ない。
とりあえず櫃ヶ岳を候補地として、コンビニから車を出す。 前を行くD師匠の車がガソリンスタンドへ、ぶらぶらとmilionさんが近づいてきて、『やっぱり櫃ヶ岳は、しょ〜も無いから止めにすることになってん。。。。。』、 『参加者もどこに行くか判らんミステリーツアーっちゅうことで、そちらの車の人達は何処に行くか推理してください』。。。。。。 んなぁ アホな! まぁ どうせ今日はのんびり山行やろから、どこでもエェーわ。
前を走るD号は、例によって吉野方面へと車を走らせる。 「なんやぁ〜 大峰かいな」 さらに下市口の商店街を抜けて黒滝方面へ。 天川へ入り、みたらい渓谷方面を抜ける。 ここまで来ると、行けるところは限られてくるなぁ〜。 ピッケル君に判る範囲で、こちら方面から行ける山となると、弥山、行者還、鉄山くらいしか思いつかんなぁ〜。 「あたしらが行ったことの無い所や、って言ってたから、そうすると鉄山っちゅうことやな」とはHAMAさんの推理。 結局、D号は大川口に停車。 やっぱり鉄山でご名答!。
大川口から鉄山、修覆山、弥山、行者還トンネル西口への縦走ルートは、2003年のオオヤマレンゲのシーズンに使った記録がある。 大川口の登山口は明瞭な記憶があるものの、そこから鉄山さらには修覆山、弥山へと至るルートはまるで記憶に無い。 微かに残る記憶は、下山途中にショウキランを見たことくらいか?
そんな記憶を呼び起こす余裕も無いほど、登山口からはいきなり、急登の連続だ。 ところどころに岩場やロープ伝いに上り下りする場所があり、とても一般道とは言い難い。
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| バリゴヤ谷の頭 | 行者還岳から一のタワへと続く稜線 |
みんなふぅ〜 ふぅ〜 云いながら タンタンさんの作る高速ペースに着いて行く。 20分程度で、ちょっとした小ピークに出て、北側を眺めると稲村ヶ岳から南に伸びる枝尾根の最南端にあるバリゴヤ谷ノ頭が大きく聳えている。 東側にはピークが大きく傾いた特徴的な行者還岳も見渡せる。 西風がビュービュー音を立てて強風だが、天気は絶好の青空が広がっている。 やっぱり来て良かった。。。。。
その後も急登、急登、急登の連続。 1時間ほど歩くと、足元には3〜4 cm程度の新雪が積もっている。 今年は記録的な暖冬で雪が少ないとはいいつつ、3月に入ってからの戻り寒波で、最近積もったものらしい。 お手軽山行だろうとタカをくくっていたので、軽アイゼンすら持参していないので足元が少し不安だ。
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高度を増すに連れて、一段と足元の雪が深くなり、辺りはすっかり雪山気分だ。 札幌で学生時代を満喫したピッケル君は、さらさらの新雪を見ると、ついつい心がウキウキする。D師匠と愛弟子タンタンさんは、1月の厳冬期に、このルートで弥山へ行ったとのこと。 いやはや 流石に大峰の達人、 ピッケル君にはとても真似できない荒業だ。
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| 川迫ダムと観音峰(その手前はカンスケ尾) | 弁天の森から弥山へと続く稜線(ザンゲ平より) |
大川口から約2時間で、ザンゲ平に到着。 ここは、まさに絶景ポイントだ。 目の前には残雪を所々に残す行者還〜弥山へと続く稜線がドッカ〜ン! と聳えている。 HAMAさん曰く「もうアルプスにも引けを取らない絶景」 まさしくこの時期の大峰の展望は最高 \(^o^)/ 寝不足も、仕事の疲れも 一気に吹き飛ぶ リフレッシュ。 目の前の雄大な弥山を独り占め状態で眺めながら昼食を摂る。
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| 左から、バリゴヤ谷ノ頭、稲村ヶ岳、山上ヶ岳、大普賢岳 (ザンゲ平より) |
大普賢岳から行者還岳 (鉄山山頂より) |
のんびり昼食をとった後、鉄山未踏だと云うmilionさんと2人だけで鉄山山頂へとアタックをかける。残りの方々は、ザンゲ平でお昼寝タイム。 先にザンゲ平で休んでおられた単独行の方は、山頂手前が凍っていて、最後のピーク手前で撤退されたとのこと。 milionさんは、6本爪、ピッケル君はクミさんにお借りした軽アイゼンでのアタックだ。 やはり、ザンゲ平より先は、雪も多く、凍結しており、かなり難易度が高い。一つ目のピークは、何とかアイゼン無しで登れたが、最後の急斜面手前の鞍部でアイゼンを装着。 しかし、いかんせん軽アイゼンで、急斜面では全く意味を為さない。 もう、こうなれば、やぶれかぶれ、目の前の鎖と木々に捕まりながら、ほとんど腕力だけで最後の斜面を登りきる。
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| 鉄山山頂にて |
鉄山山頂からは、大普賢岳〜行者還岳が絶好の展望だった。 やはり ここまで来た甲斐があった。 milionさんと感動の写真撮影。 数分間山頂を楽しんだ後、仲間の待つザンゲ平へ逆戻り、 山頂手前の斜面は、まるでアイゼンが利かない。 登りとは反対に、今度はかじかむ手を我慢しながら、冷たい鎖を握り締め、斜面をずり下がる。 落ちたら命が無い、と思いながら慎重に、かつ大胆に。
ザンゲ平からの下りは、ところどころ危ない状態で、女性陣のためにD師匠がザイルを出してサポート。 さすがに師匠は装備も万端。 ザイルの固定の仕方も理に適っている。
最後は無事に大川口へと到着。
ご一緒した HAMAさんの ページ ⇒
お楽しみ:
下市温泉 秋津荘
Nさん、 回転焼きの差し入れ有難うぅ〜 m(__)m